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さて、平成28年1月15日に長野県軽井沢町で発生したスキーバス事故について、国においては、「安全・安心な貸切バスの運行を実現するための総合的な対策」のとりまとめを行い、二度と再びこのような悲惨な事故を起こさないための再発防止策を示されました。
当一般財団法人近畿貸切バス適正化センターは、この再発防止策の重要な柱の一つとして、貸切バス事業者をはじめとする関係者の「輸送の安全確保」の強い決意のもとで、近畿地域における貸切バス事業の適正化の推進(巡回指導の実施・法令遵守状況の確認、改善指導等)を主な業務として、平成29年4月20日に設立を行い、平成29年8月21日から巡回指導を実施してまいりました。
当センターは、巡回指導の実施にあたり、全国共通の巡回指導項目に従い法令遵守状況の確認を行うとともに、貸切バス事業者の自主的な改善を促進することにより、事故防止の徹底と業界全体の安全意識の向上となるように取り組みを進めています。
なお、近畿管内すべての貸切バス事業者(営業所)に対する三巡目の巡回指導に、指導員一丸となり取り組んでいます。
今後とも、近畿地域における貸切バス事業の適正化の推進と輸送の安全及び利用者の利便の確保を図る取り組みを進めてまいりますので、関係者の皆様のご理解ご協力をよろしくお願い申しあげます。
令和4年2月
一般財団法人 近畿貸切バス適正化センター
会 長 桝 元 政 明